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ストレスは目に見えるものではありません。
知らないうちに溜め込んでしまい、気がついたら負担が大きくなって・・・ということは良くあります。
このストレスを数値化しようという試みは以前より進められています。

ここでは「勤労者のストレス得点」をご紹介します。

勤労者のストレス得点

「勤労者のストレス得点」は精神科医でもある夏目誠・大阪樟蔭女子大学教授ほか研究グループによって発表されました。1967年にアメリカ・ワシントン大学で発表された「社会的再適応評価尺度」を元に、日本的なストレス要因を追加・修正したものです。日本の勤労者1630人(うち男性1322名、女性308名)に対して、65項目についてのストレス度合を調査したものの平均を示しています。

この表では「昇進・昇格」「収入の増加」「結婚」などもストレス得点として加点されています。

嬉しいことはストレスではないように思われますが、環境の変化に関わるものは心身にとってストレスとなることが示されています。

  過去1年のストレス得点を調べてみましょう

  1. 以下の表で過去1年間に当てはまるものがある場合は、右側にある□にチェックしてみてください
  2. 表の最後にある点数合計をクリックすると合計点数が出ます
  3. その合計点数を評定法の表に当てはめ、今後半年から1年の心身の病気リスクを確認します
順位 ストレッサー 平均点数 当てはまる
1 配偶者の死 83
2 会社の倒産 74
3 親族の死 73
4 離婚 72
5 夫婦の別居 67
6 会社を変わる 64
7 自分の病気や怪我 62
8 多忙による心身の過労 62
9 300万円以上の借金 61
10 仕事上のミス 61
11 転職(独立を含む) 61
12 単身赴任 60
13 左遷 60
14 家族の健康や行動の大きな変化 59
15 会社の建て直し 59
16 友人の死 59
17 会社が吸収合併される 59
18 収入の減少 58
19 人事異動 58
20 労働条件の大きな変化 55
21 配置転換 54
22 同僚との人間関係 53
23 法律的トラブル 52
24 300万以下の借金 51
25 上司とのトラブル 51
26 抜擢に伴う配置転換 51
27 息子や娘が家から離れる 50
28 結婚 50
29 性的問題・障害 49
30 夫婦喧嘩 48
31 家族がふえる 47
32 睡眠週間の大きな変化 47
33 同僚とのトラブル 47
34 引っ越し 47
35 住宅ローン 47
36 子供の受検勉強 46
37 妊娠 44
38 顧客との人間関係 44
39 仕事のペース 44
40 定年退職 44
41 部下とのトラブル 43
42 仕事に打ち込む 43
43 住宅環境の大きな変化 42
44 課員が減る 42
45 社会活動の大きな変化 42
46 職場のOA化 42
47 家族メンバーの変化 41
48 子どもが新しい学校へ変わる 41
49 軽度の法律違反 41
50 同僚の昇進・昇格 40
51 技術革新の進歩 40
52 仕事のペース、活動の増加 40
53 自分の昇進・昇格 40
54 妻(夫)が仕事を辞める 40
55 職場関係者に仕事の予算がつかない 38
56 自己の習慣の変化 38
57 個人的成功 38
58 妻(夫)が仕事を始める 38
59 食習慣の大きな変化 37
60 レクリエーションの減少 37
61 職場関係者に仕事の予算がつく 35
62 長期休暇 35
63 課員が増える 32
64 レクリエーションの増加 28
65 収入の増加 25

 
あなたのストレス得点の合計点数は 点です。

評定法

上記の合計点数を下記の表にあてはめて、今後半年から1年の心身の病気リスクを確認します。

次の年に心身の病気になる可能性
合計点数 確率
150点未満 30%
150点以上300点未満 50%
300点以上 80%

いかがでしょうか。

こちらの項目や点数もあくまで参考尺度です。
点数の大きな出来事があったりいくつか重なるような場合は、仕事を今よりも減らすよう調整したり、休養を積極的にとるよう意識するなどのコントロールをするだけでも、心身への負荷が変わってきます。

合計点数が150点を超える方は、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいるかもしれません。
無理をせず、つとめて休息を入れることをおすすめします。

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