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20160410_1

こんばんは。
カウンセラーの西です。

今日は家族団らんで気づいた「言葉のやりとり」についてのお話です。

今夜、いつものように家族で晩ごはんを食べた後、
妻がデザートにゼリーを出してくれました。
私が食べたのはぶどうの果汁100%ゼリーで
濃厚な甘さがとても美味しかったです。

私が「おお、このゼリー美味しいね」と話すと、
妻は「美味しそうだから買ってきちゃった」
と答えました。

ここで微妙な違和感を覚えました。

「買ってきちゃった」と
「買ってきた」は
ニュアンスが異なるし、
今までの文脈と合わなかったのです。

そこで意味を質問してみました。

すると妻は、
前日私が「砂糖や炭水化物の塊のお菓子は体に悪い」と話したのを聞いていて、
もしかしたら文句を言われるかもしれないけど、
それでも美味しそうだから買ってきた、
という意味だったのかもしれないと話しました。
しかも、特に意識せずに出ていたと。

「きちゃった」という言葉だけで、
これだけの意味や気持ちが含まれているんですね。

自分が何気なく話したことを妻が気にしていたんだと、
正直どきっとしました。
文句を言われるかも、と思わせてしまう言い方だったのかな。

言葉の端々に表れる気持ちって
案外素通りしてしまいます。

「主人が出張から帰ってきちゃった」
「目が覚めると、また会社かぁ・・・って」
「本当はわかってはいるんですけど」

何気ない言葉の中に隠れた
はっきりとは表現されない気持ち。

もちろん、自分が発する言葉の端々にも気持ちや価値観が表れます。

このような微妙な感情にお互い気づかないでいると、
人間関係が少しずつすれ違っていきます。
そしてすれ違いが大きくなると、トラブルに発展するんです。

相手の言葉から気持ちを感じ取ったり、
わからなければ明らかにしていけるでしょうか。
自分の微妙な感情を意識して言葉を選べるでしょうか。

言葉のやりとりは
言えば伝わる、聞けばわかるというものではありません。
互いに努力が必要な繊細なものです。

相手の言葉の隅々に耳を傾けましょう。
自分の考えが相手に伝わらないと感じた時、
自分の言葉を点検してみましょう。

言葉って難しい。

でも、難しいからこそ、
わかりあえたときの喜びもひとしおです。

西たかお

心理カウンセラー/瞑想ファシリテーター/感情ケアプログラム指導者/キャリアコンサルタント/自分がうつになった経験から心理職の道へ。家庭や育児の悩み、大切な人を亡くした悲しみ、ペットロス、うつ、事故や災害の後のつらい症状、ひきこもり、非行からの立ち直り、人間関係の悩みなど、さまざまな心の痛みと悩みに対処するカウンセリングを行っています。

言葉の裏に隠された本当の意味
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