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RyanMcGuire / Pixabay

心理カウンセラーは自分の気持ちの問題を自分ひとりで解決できるのでは?
と思われるかもしれません。

しかし、そんなことはありません。

家族の死やペットロスに関わる心理カウンセラーであっても人間です。
来談される方々と同じ、人としての心理があります。

自分にとって身近な人の死は、ひとりで抱えるには、ときに荷が重すぎることがあります。
私はそのようなとき、親身に聴いてくれる仲間に気持ちをシェアするよう心がけています。
気持ちを誰かに伝えることで重荷を軽くしているのです。

先日、カウンセリングを共に学んだカウンセラー仲間ががんで亡くなったとの報告を受けました。
報告を受けたときの率直な感想としては「信じられない」のひとことでした。

時間が経つと、亡くなった仲間に自分の思いを重ねて、複雑な心境になりました。
事務作業や単純な手作業のときは、思いで頭がいっぱいになったりもしました。

もちろん、カウンセリングのときは自分の気持ちを脇に置いておくことはできますけどね。

ただ、ひとりになると色々な気持ちが自然と湧き起こってくるものなのです。

思いが次々と沸き起こってくるときは、時間を作って、深呼吸しながら気持ちと向き合います。
それでもおさまらない気持ちは誰かにシェアします。
誰にもシェアできないときは紙に書き出して、自分自身にシェアします。

このようにして自分の気持ちを整えています。

心理カウンセラーは日常的に人の心理と向き合っています。
自分ひとりでは気持ちの消化に時間がかかることを知っています。
ですから、自分ひとりでは抱え込まず、誰かの手を借りるのです。

身近な人を亡くす辛さやペットロスの苦しさは、どうしてもひとりで抱えてしまいがちになります。
ほんとうは身近な人の手を借りたいところですが、継続的に話を聴いてくれるのはよほど恵まれた場合だけでしょう。
もし身近な人に聴いてもらうのが難しいようでしたら、私のような専門家を利用してください。

苦しさをひとりで抱え込むことはありません。
私たちは、誰かとのつながりの中で生きていくようにできているのです。

西たかお
心理カウンセラー/瞑想ファシリテーター/感情ケアプログラム指導者/キャリアコンサルタント
自分がうつになった経験から心理職の道へ。大切な人を亡くした悲しみ、ペットロス、うつ、事故や災害の後のつらい症状、人間関係の悩みなど、さまざまな心の痛みと悩みに対処するカウンセリングを行っています。
親しい人やペットを失ったとき、心理カウンセラーはどう対処するか
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